[252] ★ 【 岸田首相「任期中の改憲」掲げたモヤッとする思惑 】→ https://news.yahoo.co.jp/articles/38897726eb6daeb4c2a5e5745b5a6cfb8fcfa3d9
名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会
(21/11/24-16:49)
日本が太平洋戦争へ突入したのは不景気な時期やった。第一次世界大戦の背景にも世界的な大恐慌があった。また.あのヒトラーが出現したとき.ドイツは不景気の真っ最中やった。ゼニを根本にした社会だからこそ.そのゼニの価値が揺らげば人の心が揺れ.国も揺れる。今の日本がまさにそれや。今こそ社会全体をよく見直し.立ち直らせなあかん。日本人はそういう時期の真っ只中におる。それを自覚せなあかん。
「そんなこと言うても.そう簡単に世の中変わらんで」そういう人もおるやろ。それは違う。社会とは常に発展していくものやで。勿論.ただボーッとしていても変わっていく訳がない。変えていく為には何故こんな社会なのかということを.よく見極めなあかん。そのヒントは次の言葉の中にある。「支配階級の思想はいずれの時代においても支配的思想である。」これはマルクスとエンゲルスとが残した『ドイツ・イデオロギー』という本の序文の一部である。
つまりこういうことや。『物質的生産のための手段を意のままにしうる階級』とは.支配者階級であり.言い換えれば資本家ということだ。つまり.人類が大昔から現代まで一貫して生産してきた.物質的なものの私的所有をいつの時代も合法とみなしている階級のことや。
それに対して『精神的生産のための手段を欠く人々』というのは.労働することに時間をとられて『精神的生産』つまり知的なものを磨いていくための手段を持っておらず.肉体労働を強いられる人々のことをさしている。つまり支配者の思想(支配的な思想)というのは『物質的諸関係』つまり財産をめぐる利害関係の『観念的表現』つまり.支配者階級が財産不可侵を定めた憲法といった一種の表面的ごまかしの形をとって自分の財産を守ること.それ以外の何物でもない。
煎じ詰めれば支配階級の思想とは.自分達の財産を守るために.ごまかしの手段を用いて.自分の利害関係を守るものである。それが支配階級を支配者たらしめている考え方であり.それが社会全体を動かしているという事だ。更に簡単に言うと.階級社会(奴隷制社会・封建制社会・資本主義社会をさす)では.支配階級が物質的生産ばかりではなく.精神的な支配手段をも掌中におさめているということになる。
要するに.日々の仕事に追われている人間(つまり大多数の労働者)は.世の中を動かしているイデオロギー(人間の行動を決定する最も根本的な考え方)について、考えたり勉強したりする余裕がない。その結果.支配階級自身(つまり自民党を中心とする日本の政治)や旧財閥系大企業から優遇保護を受けているイデオローグ達(御用学者や主人持ちの芸術家など)がテレビや新聞でしゃべっていること.つまりは支配階級のイデオロギー(支配的思想)が.日本における唯一のイデオロギーであり.被支配階級は黙ってそれを受け入れて服従しなければならない.ということである……。
日本人は.政府と文部科学省の策略により.こういう単純なことさえも理解できないような国民に成り下がっている。これではあかん。これでは社会を変革しようにも変革できん……。エンゲルスはマルクスが死んだとき「彼は『人間は政治や科学.芸術や宗教を営むことができるが.それ以前に先ず.食い・飲み・住み・衣服を着なければならない』という簡単な事実から出発した」と述べている。当たり前のことかも知れんが.案外その当たり前のことに誰も気付いていない。深く考えようとしない。
この「誰もが知ってる簡単な事実」こそ.社会を理解する最も大切な出発点なんや。それなのに日本の義務教育の中では.これらの営みの土台となっているゼニのことについては.学校でほとんど教えていない。わしはその事に気付きこの本を書くことにしたわけや。教育のこと・先生のこと・家庭のこと・親のこと・そして子供達自身のこと。まやかしの多い世の中で.本質を見失わずに生きるためにどうすべきなのかをワシなりに考えた。子供達を救い.次の世紀を少しでも明るくするために.この本はワシの本音の教育論や。
-『青木雄二のゼニの教育論(『人生とゼニ』ホンマの価値観を知れ!)』青木雄二著/青春出版社¥1100(税別)より抜粋 -
|