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2001年 TBS 「特報エクスプレス」出演!

『特報エクスプレス』 『特報エクスプレス』
『特報エクスプレス』 『特報エクスプレス』
【 撮影風景 】
『せんきょにいこう!』の横断幕と 去年迄の『目黒川慕情』の横断幕に換え、今年は新曲『せんきょにいこう!』の横断幕で!さて又、今年もこれから2カ月間の始まりだわいっ!
電車とKEYBOW 今回の収録もやはり前回同様、電車からパフォーマンスを見て応援して下さる皆さん達のリアクションの模様を撮影するのにひと苦労でした。(^^;) でもオンエア時に手を振ってくれていた女性の方はとても美人の方でしたネ。(#^_^#) これからはもう少し目を凝らしてこちらからもしっかりとリアクションをしなければ!(^_-)
『TBS特報!エクスプレス』のスタッフの皆さんと 収録後、『TBS特報!エクスプレス』のスタッフの皆さんと一緒に! 「皆さん、写真いいですか?」と私がスタッフの方に御願いすると、皆さん一旦手放していた自分の仕事道具を各々に快くもう一度持ち寄ってもらってハイ、ポーズ!それにしてもやはり何も持っていないと確かに不通の通行人の方と見分けがつかないし又、何となく手持ち無沙汰には違いなんでしょうネ。私にはギターやマイクが有っても無くてもどっちにしてもやっぱし怪しい。。。?(^^;)
【 KIYOの TV『TBS特報!エクスプレス』収録後記 】
今回の収録は前回と違って大きくはっきりと異なった点が2つありました。

それは何かと言うと、1つは前回が普通のおじさんがビルの屋上に於いて趣味でパフォーマンスを演っていると言った趣きだったものが、今回は「目黒区を中心に音楽活動を続けているプロのミュージシャンKIYOが、新曲プロモーションの為に毎朝パフォーマンスを展開している」と言う事が番組の中でハッキリと明示された事が一つ。そしてもう一つはプロデューサーさんの御意向と御配慮によってそのシチュエーションとキャラをはっきりと設定した上である程度綿密に計画を立て、シナリオ仕立てにて「今回は番組としてしっかりと笑いを取りに行かせてもらいますよ(^_-)」と言った点でした。

この2点の差異が前回の収録と違い、どこから出て来たのか?と僭越ながら振り返って見ますとまず、プロデューサーの方がプロデューサーとして今後、益々伸び盛りの血気旺盛な若者であったと言う事が第一で、その若さが何事にも興味を示され、そしてそれを実際に「しっかりとものにしてみせる!」と言った情熱と誠意と根気を持って今回の収録に当ってもらった事が何より大きかったように思われます。

そしてその次に彼が、私自身と私の今回のパフォーマンスに関し、大変意気に感じてくれたような所があったからではなかったろうか?と今でもそう勝手に判断しています。(^_-) その証拠に彼は本当に何度も何度も私に電話で入念に連絡を取ってくれ又、同じく学大へも幾度となく丹念に足を運んでくれました。

勿論、撮影当日もしっかりと時間を費やしてもらい、仕事とは言えアナウンサーのお嬢ちゃんからカメラさん音声さんと言ったスタッフの方にも大変長い時間を割いてもらう事になって、返って私の方が恐縮したくらいでした。(;^_^A しかし、それだけに番組を見てもらった方からは「メチャ面白かった!」とか、「良く撮れてたネ!」とかの評判を頂き、私としても大変有難くも又、感謝の気持ちで一杯でした。\(^o^)/(今回も前回同様に番組放送がスライドしてしまった事もあって正直、ホッとしたと言うのが先だったかも知れませんが(^^;))所が、なんとその番組放送のスライドの類に関するプロデューサーさんと私との間で実は収録以前にひと悶着あった事が、更に今回の番組放送そのものが何はともあれ完成を見た事と、更に好評を頂けたスパイスになっていたのではないか?と思われるエピソードがあったのです。。。それは、何を隠そう私がTVと言う物の本質的なメディアとしての機能をもう一つ理解していなかった事による弊害からもっぱら来たものには違いないのですが、今回の収録に関し、アプローチして来た側のTV局とプロデューサーさんから、収録のまるで前日のそれも深夜に「収録延期、或いは中止!」を申し出てこられた事があったのです。(☆o☆)(^^;) 

私はそれまではっきり言って期待と喜びが大きかっただけに自分の腹の中では正直、(何を?ふざけやがって!(`_´))と言う想いが残念さも手伝ってつい、その申し出をノメノメとして来られた電話の向こうの若きプロデューサーに対し、知らず知らずの内に語気を荒げ応対していた事は今から考えても明白で、しかし、それでもやはり仕方なくその申し出をしぶしぶと承諾するよりありませんでした。

わずかではありましたが、私としてはある程度の身内友人にはその収録に関しての事を吹聴していた事もあって(どうしてくれんネン?!(>。<))と言う想いからその怒りが段々と納まらなくなっていた更に深夜、再び又、電話のCallが。。。? 出て見ると先ほどのプロデューサー氏。「すいません、二転三転して誠に申し訳ないのですが、やはり明日撮らせて下さい。。。」と言う申し出に私はその時確かに(鳴々、良かった!)との想いと同時に今度は、いかにも簡単にむざむざと翻弄されてしまった私自身と又、何かもっと大きな目に見えない物に対する怒りで「撮るんですネ?!今度こそ間違いないはないでしょうネ!(`_´)」と吐き捨てるように言い、そしてもっぱら恐縮の体の彼は「はい、申し訳ないです。今度は間違いないです」と言う事を再確認し、お互いに受話器を置きました。

しかし、その後何かえも言われぬ空しさと愁いを感じた私はその時点で彼に対し手紙を書く事にしました。そしてその内容はこうでした。。。 Tさんへ < まず最初に昨日の私の貴方からの電話の応対に対しての事を詫びたいと思います。「申し訳なかったです。」と言いますのも、まずTVと言うメディアそのものがそう言う媒体であると言う事を私がすっかり気が付かないでいた事と、そして貴兄とてやはりこの資本主義社会に於いては全く私と同じく一労働者であって、決して何事に於いてすべての事を決済出来たり自由に出来る立場にある訳ではない人であると言う事をすっかり忘れてしまっていました。

この現社会ではまず最大の権力者であり資本家でもあるスポンサーであり、プロデューサーであり、数々の階級上位にある者から順に全ての事が優位とされ、優先されたり決定されて行きます。そして何より同じ階級にある特に労働者階級の者は、連帯こそが命であって、分裂であったりそのレベルでの争いは自分達にとって命取りであると言う全く根本的な事を例え一時の感情であれ、完全に忘却してしまっていた事を自分として本当に恥ずかしくも申し訳なく思わないではいられません。

今回の取材と放送の事が今後、どんな成り行きになりましょうと、そしてもしこのまま仕事が順調に運ぶようでしら何よりお互いに楽しく、そしてこれからもそれらの事を踏まえた上で、Tさんとお付き合いをさせて頂けるのなら、私自身にとっての幸いであります。

そんな事で本日は、私も一生懸命にそして楽しまさせて頂きますので、どうぞ何卒よろしく御願い致します。m(__)m 『YALUJYAN OFFICE』 KIYO .....。私が翌日の収録の朝、早速挨拶をすませるとその後、何よりまず「これを読んでもらいたい」と言って彼にこの手紙を渡し、そしてそれを読み終えて私に顔を上げてくれた彼のその時の表情は、最初に私のパフォーマンスをやっているビルの上にわざわざ、そしておっかなびっくりだけれども、はっきりと興味や関心とそして期待や希望に満々た面持ちで私に対し声をかけてくれた、あの時の明るくも輝かしい表情に既に変わっていました。

そして私達はその後、ガッチリと握手を交すと元気良く収録を開始し、そしてそれはやがて完成を向かえ、無事今回のオンエアと相成った訳です。(後で知った事ですが、その収録の前日には何と、凶悪な殺人事件がありその事が原因で、私の収録分が右往左往してしまったと言った事だったのです(^^;)(;_;))。。。

オンエアの後、早速私から彼の携帯に電話を入れさせてもらった時にはもう既に次の仕事にかかっているのか?彼は大変慌ただしい様子でありましたが、それでも取り急ぎお礼と感謝の言葉だけを簡単に述べ、そして私は電話を切りました。。。「一段落したら近々に飲みましょう!」と言う彼との約束は、そんな忙しくも前途有望な彼の事ゆえ、いつになる事か知れません。が、しかし、もう一つの約束。「今度逢う時は、お互いもっと大きな仕事で逢おうや!」は、成せる事なら果たしてみたい男同士の約束であります。

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