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2000年4月18日 法政大学における講演レポート
【青木雄二は落語家で言うなら,名人古今亭志ん生である。(9/12)】
(^_-)そこで貴方の周りで「て・に・を・は・と・が・の・へ」に頓着があったり,その事に執着を持ちながら名人を名乗っているような人がいたとするなら,その方は私に言わせればまだまだカリスマとか名人とかを名乗るにはほど遠い人(^^;)と言わざるを得ませんでしょう。(^_^)v そして私達はと言えば,せめてその名人に対し,『さんぼう』扱いをされないように心していたいものではありませんか。。。(^^;)(考える事や,動く事を止めたとしたらボケ老人と何ら変わりないでぇ!(^^;)(^_-)) それではここで,その名人を作り出した背景とも言える共通Wordを二つだけ紹介しておきましょう。それは青木先生の転職の例程ではないにしろ,志ん生もその余りの極貧から同じ芸人仲間から「貧乏神」とか「死神」とか呼ばれていた時期があり,食えないが為に一時落語家を廃業し,小間物商いのような事をしたり,講談に一時転向してみたりと落語家から転職した事がありましたが,何より彼は本業の落語での芸名に於いて,借金から逃れると言う事が殆どの理由に於いて改名に改名を重ね,いつしかその数は16回とも17回にも及ぶと言われています。(余談ですが,青木先生のお見合いに関しての数が50回とか聞いていますが,世間で言う名人とか天才と称される人は何処か転職にしても改名にしても,そんな風に数を重ねないかん何かがあるのやろか?(^^;)(^_-))しかし,それは青木先生が一時会社を潰してやる事がなく,(なんでこんなに一生懸命やってもやっても自分の暮しぶりが楽にならないのやろう?)と思案に暮れる中,巡り会ったマルクスの『資本論』を,暇にまかせてむさぼり読むようになられてからその興味や英知や学習能力が培って行かれたのと同様に,志ん生も又,そんな食べる事が出来なかった時代があったればこそ,様々な世間の厳しさや妙味,裏表,人情の機微と言ったものが叩き込まれ,稽古に稽古を重ねる事で,古典落語の基本がみっちりと染みついて言ったのだと言われています。そう言った意味で正しく名人を作り出した背景にある共通のWordの中の一つとして『貧乏』と言うWordを葬る事は出来ないであろうと言えましょう。
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